天正伊賀の乱により、家もろとも寺や神社も焼き払われ、多くの命を落とした伊賀衆たちですが、この悲劇のなか一人の修験者が現れます。名前は小天狗清蔵(こてんぐせいぞう)。幼少期に戦乱に巻き込まれたことから、信仰心の篤い青年に育ちました。そして修験道を志し、飯道山で修験道を極めて吉野の大峰山を何度も登ったと伝わっています。その行動は伊賀の人々の心を奮い立たせ、清蔵の元に多くの資金が集まりました。当時の藩主である藤堂高虎も清蔵を支援し、荒れ果てていた伊賀の神社や寺を次々と復興させていきました。その代表格として勝因寺(P4)や敢國神社があり、勝因寺には小天狗像が祀られています
