第10回ヒーロー忍者アカデミー　～技の継承～師匠から弟子へ『水曜どうでしょう講談』誕生の秘密を今明かす！！の巻～

最初のヒーロー忍者と言われている『猿飛佐助』は三代目・玉秀斎たちが大阪・船場で出版した講談速記本に描かれました。つまり、ヒーロー忍者発祥の地は大阪・船場なんです。その船場で開講する「ヒーロー忍者アカデミー」の教室はヒーロー忍者が大活躍し始めた大正時代に建てられた登録有形文化財・青山ビル地下にある隠し部屋『北浜ロンド』です。

特別教室への入室は、20名様限定！！ご予約はお早目に♪♪

今回のテーマは、【技の継承～師匠から弟子へ『水曜どうでしょう講談』誕生の秘密を今明かす！！】

忍術修業と講談修業の共通点は師匠と弟子の存在。その継承がうまくいけば、世代をを超えてその技を残すことができます。そして、その技は世代によって進化していきます。玉秀斎の元で修業に励んだ玉山が進化させ、創造した講談が、人気テレビ番組を題材にした『水曜どうでしょう講談』。これが多くの「藩士」（番組ファン）たちの心をとらえ、全国あらゆるところで口演をする人気演目となりました。その理由を、技の継承を軸に、玉山と玉秀斎の師弟トークで紐解きます。

講談師　玉田玉山

平成2年兵庫県生まれ。平成31年3月に講談師四代目玉田玉秀斎に入門、講談師となる。入門すぐから新作講談を手掛け、『水曜どうでしょう講談』『阪神タイガース講談』『政治講談』など手掛けた数は500本以上。『講談風大河ドラマ弁慶記』では語りとして全話に出演。ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞、放送文化基金賞ラジオ部門最優秀賞を受賞。『上方講談戦記～ポンコツ弟子の修業日記～』で第25回開高健ノンフィクション賞最終候補。2023年末より関東に拠点をして活動中

専任講師☆四代目玉田玉秀斎

当代玉田玉秀斎は、ロータリー交換留学生としてスウェーデンへの留学をきっかに、日本に興味を持ち、2001年四代目旭堂南陵に入門。2016年四代目玉田玉秀斎を襲名。2024年三重大学大学院・人文社会科学研究科修士課程「忍者・忍術学」コースを修了。2024年和歌山大学大学院・観光学研究科博士課程にて更なる研究に没頭中。