印を結び、闇を駆け、不可能を可能にする――。 私たちが愛してやまない「カッコいい忍者」の姿は、いつ、どのようにして生まれたのでしょうか?信州の山奥を駆け回っていた一人の少年・猿飛佐助から、世界を熱狂させる**『NARUTO -ナルト-』**まで。100年以上にわたって受け継がれてきた「忍者ヒーロー」の進化の軌跡を、全6回の特集記事で紐解きます。
最先端の学問と技術を駆使し、人々が驚くような結果を出し続けてきたリアル忍者たち。明治時代になると、リアル忍者は姿を変えて物語の中にも登場し、ヒーロー忍者として大活躍をはじめました。そのヒーロー忍者の嚆矢(こうし)と言われているのが三代目・玉秀斎が大阪・船場から出版した講談速記本『猿飛佐助』
100年前の「立川文庫」から始まった忍者ヒーローの旅は、昭和に入り、テレビや映画という「魔法」を手に入れました。風呂敷を広げて空を飛び、派手なエフェクトと共に変身し、時にはお茶の間を爆笑の渦に巻き込む――。私たちが今も抱いている「忍者のイメージ」の多くは、この昭和の黄金時代に形作られました。懐かしのあのヒーローから、時代劇の影の主役まで。昭和のエンタメ界を駆け抜けた忍者たちの足跡を辿りましょう。
かつて歴史の影に生きた忍びたちは、アニメや漫画というキャンバスの上で、誰にも真似できない「個性」と「異能」を手に入れました。印を結んで術を放ち、組織のために命を燃やし、時には学園でドタバタ劇を繰り広げる。現代の私たちが愛してやまない「NINJA」のイメージを決定づけた、新時代の聖典たちがここに集結しています。王道のバトルから、緻密な歴史考証、そして美しきくノ一の物語まで。最高峰の忍者エンターテインメントを巡る旅を始めましょう。