『NINKU -忍空-』は、桐山光侍による漫画作品です。1993年から週刊少年ジャンプで連載され、1995年にアニメ化された90年代を代表する忍者アクション作品です。

「忍空の続きが読みたくてNARUTOを描いた」——NARUTOの作者・岸本斉史がこう語るほど、忍空はNARUTOの直接の原点となった伝説的な作品です。風・炎・氷・鉱物など十二支に対応した12の流派を持つ「忍空」という架空の武術と、戦後の世界を旅する主人公・風助の物語は、今なお多くのファンに愛されています。

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主な情報

  • 原作: 桐山光侍(週刊少年ジャンプ)
  • 連載期間: 1993〜1994年(第一部)・2005〜2011年(第二部・完結)
  • 単行本: 全13巻(ジャンプコミックス)
  • アニメ: 1995〜1996年・全55話(フジテレビ)
  • アニメキャラクターデザイン: 西尾鉄也(NARUTOと同一人物)
  • ジャンル: 忍者アクション・冒険・戦後ドラマ
  • NARUTOとの関係: 岸本斉史が「忍空の続きが読みたくてNARUTOを描いた」と公言

あらすじ

大戦が終わり3年が経った架空の世界「EDO」。かつて最強の忍者集団「忍空組」の一番隊隊長を務めた少年・風助は、幼い頃に何者かに連れ去られた母親を探す旅に出る。旅の中で干支忍の仲間・藍眺・橙次と出会い、行く先々で戦争の傷跡に苦しむ人々を助けながら、忍空狼という組織との戦いに巻き込まれていく。

忍空の特徴

忍空の最大の特徴は「忍術と空手を組み合わせた架空の武術・忍空」と、十二支に対応した12の流派による属性バトルです。風・炎・氷・鉱物など異なる属性を持つ干支忍たちが、属性の相性を活かして戦う体系はNARUTOの属性忍術の原型とも言えます。

また「戦後の世界」という重い時代設定の中で、戦争の傷跡を抱えた人々を描く社会派の側面も持っており、単純なバトル漫画とは一線を画します。

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忍空から「本物の忍者」へ

忍空の「十二支による12流派」という体系は、史実の忍術伝書に記録された「五遁(木遁・火遁・土遁・金遁・水遁)」という五行思想に基づく忍術体系と通じています。

また「戦後の世界で忍者集団が解散・分散する」という設定は、江戸時代に戦乱が終わり役割を失っていった史実の忍者集団の歴史と深く共鳴しています。

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