『BORUTO』第1話のプロローグで、崩壊した木ノ葉隠れの里を背景に「お前もナルトのいるところへ送ってやる」と言い放った謎の青年——それがカワキです。登場当初から読者を引きつけたその存在は、物語が進むにつれて複雑な内面と悲劇的な過去が明かされ、BORUTOシリーズ屈指の人気キャラクターへと成長しました。
このページでは、カワキのプロフィール・過去・能力・ボルトとの関係・第二部での立場の逆転まで、徹底的に解説します。
カワキ 基本プロフィール
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | カワキ(うずまきカワキ※第二部以降) |
| 誕生日 | 5月13日 |
| 身長 | 第一部:160cm/第二部:183cm |
| 一人称 | オレ |
| 左頬の刻印 | 「Ⅸ」の文字 |
| 楔(カーマ)の位置 | 左掌(ボルトは右掌) |
| 所属(第一部) | 殻→木ノ葉隠れの里(ナルトの養子) |
| 所属(第二部) | 木ノ葉隠れの里(うずまきカワキとして) |
| CV | 内田雄馬 |
カワキの過去|地獄の幼少期
実父コカツとの生活
カワキは外界から隔絶された小さな村で、実父コカツと2人暮らしをしていました。コカツは働かず酒浸りで、カワキを薪割りなどで働かせその稼ぎを酒に費やし、反抗しないよう暴力を振るい「他人を信じるな」と言い聞かせていました。
「殻」に売られた子ども
「器」を探す組織「殻」が村を訪れ、偶然採取したカワキの血液に目をつけ、大金と引き換えに彼を買い取り人体実験の対象としました。ジゲンの元では「楔」を植え付ける人体実験が行われ、たくさんの子どもが集められていました。周りの子どもたちが「楔」によって次々と死んでいく中、カワキの番が訪れます。
カワキは身体に流し込まれた「楔」に適合。「楔」を刻まれ一命を取り留めることに成功したカワキでしたが、その先で待っていたのはジゲンによる「器」としての厳しい教育と、「楔」による大筒木の呪縛でした。
この「楔(カーマ)」の正体についても後ほど詳しく解説します。
カワキとボルトの出会い
「殻」から脱走したカワキは、ボルトたちが果心居士と遭遇した後、「殻」の追手から逃れる中、倒れているところを彼らに発見され、木ノ葉隠れの里に連行されます。ナルトの判断で監視下に置かれ、うずまき家の居候となりました。
実父や「殻」から過酷な扱いを受けたため警戒心が強く、口調は荒々しいですが本質は悪人ではありません。おやつの存在を知らないなど世間知らずな一面もあります。居候当初はヒマワリが作った花瓶を誤って割るなどボルトと反りが合わず関係は険悪でしたが、デルタとの初戦後に自力で花瓶を直したことでボルトとの関係が変化し始めました。
楔(カーマ)とは何か?
BORUTOシリーズのキーとなる「楔(カーマ)」の概念を整理します。
「楔」は、大筒木一族の個体情報を忠実に記録したバックアップファイルのようなものです。大筒木一族の手によって「楔」を刻まれた者は、その体の中で「楔」に刻まれた圧縮ファイルが徐々に解凍されます。やがて全てのデータの解凍が終わったとき、大筒木のデータが元データをすべて上書きし、元の存在は「楔」の刻印と共に消滅して大筒木が復活するのだそうです。
つまり楔を持つことは、自分の体を大筒木に乗っ取られるカウントダウンを意味します。
ボルトとカワキの楔の違い
| キャラ | 楔の主 | 位置 |
|---|---|---|
| うずまきボルト | 大筒木モモシキ | 右掌 |
| カワキ | 大筒木イッシキ | 左掌 |
カワキの主な能力
科学忍具(体内改造)
体内にナノサイズの科学忍具が入っており、全身から武器のようなものを出すことができます。また細胞の硬度を自在に変える能力を持ち、主に右腕を硬化させて武器として使う戦闘スタイルが特徴です。
楔(カーマ)
掌からチャクラを吸収する力と、身体能力の強化、大筒木の蓄積された戦闘経験の上乗せなど多岐にわたる効果を持ちます。
少名毘古那(スクナヒコナ)
大筒木イッシキが所有していた「神術」。「黒眼」による瞳術で、自身と視認した物質を瞬時に縮小したりもとの大きさに戻す能力です。
大黒天(だいこくてん)
時の止まった異空間に物を収納する「神術」。ナルトとヒナタは現在この異空間にいます。
第一部のクライマックス:イッシキ戦
イッシキを葬ったのも束の間、ボルトの身体を乗っ取り大筒木モモシキが暴走。カワキとサスケはモモシキへ対抗し、意識を取り返したボルトはナルトと共に木ノ葉へと戻ります。
カワキ自身の手でイッシキとの呪縛を断ち切り、「器」としての運命から解放されたカワキ。しかしその後、ボルトの体内に残るモモシキへの警戒が強まっていきます。
第二部:立場の逆転と「うずまきカワキ」
ナルトの封印
カワキは「ナルトを守るためなら手段を選ばない」という覚悟を決め、モモシキの器であるボルトを排除することを決意します。カワキにとってボルトは仲間であり兄弟のような存在であるものの、ナルトや木ノ葉の里を守るためには「大筒木の脅威を排除しなければならない」と確信していました。
この結果、カワキはナルトとヒナタを「大黒天」で異空間に封印。木ノ葉の里から「ナルト死亡」の疑惑が広まります。
エイダの「全能」による立場の逆転
エイダの能力「全能」がカワキの願望を具現化し、2人の運命が逆転。カワキは「ただのカワキ」から火影の息子である「うずまきカワキ」となりました。
その結果、ボルトは「ナルトを殺した反逆者」として追われる立場となり、里を抜けることになります。
第二部のカワキ
現在もボルトやコードなどの「大筒木」を敵視しています。楔やイッシキの神術は扱えるものの、打倒大筒木を目指しているにも関わらず修行をサボっており戦闘力はあまり上がっていません。十羅やボルトには手も足も出ない状態です。ただ、ナルトに対する義理や情は変わっておらず、ヒマワリが危険だと知るとすぐに駆けつけようとする描写がありました。
ボルトとカワキの関係性まとめ
| 時期 | 関係性 |
|---|---|
| 出会い(第一部前半) | 険悪・互いに警戒 |
| 木ノ葉での生活 | 徐々に兄弟のような絆が生まれる |
| イッシキ戦 | 共闘・信頼関係の確立 |
| モモシキ問題 | ボルトへの警戒と愛情が葛藤 |
| 立場の逆転(第二部) | カワキがボルトを追う立場に |
| 現在 | 対立しながらも根底にある絆は消えていない |